おみのたり

シルバニアを愛でつつ、のたりまたりとするブログ

【雑記】世界は文字で溢れてる話

どうも、おみです。食中毒で寝込んでました…orz

お肉はちゃんと焼いて食べよう。夏場はほんとに危険。

 

さてさて今日は世界は文字で溢れてる話。

おみは視力があんまり良くないです。右が0.2で左が乱視ありの0.1。

あんまり良くはないけど、悪いってほどでもない。夫は0.02とかだから、それと比べると全然良い。

だから普段は裸眼で生活をしてたんです。仕事中とかは眼鏡だけど、似合わないから極力外してたんです。

でも、やっぱりよく見えないって夫に相談したらオルソケラトロジーっていう近視治療法があるって教えてくれたんです。

 

寝てる間だけコンタクトをはめて、眼球の形を矯正するっていうものです。レーシックとかと違って切らないで済む治療法。

 

視力的にギリギリだけど(あんまり視力が悪いと効果が出ないらしい)、見える世界を見てみたくて、治療を受けることにしました。

 

最初の数日はピントの合わないぼやけた世界でした。

でも、3日目位から靄がかってたのがなくなって、世界がクリアに見えるようになったんです。

 

世界が見えるようになって、辺りを色々見回しながら歩いてみて、気がついたことがあるんです。

それが、世界は文字で溢れてるって話。

見えない世界のときは、こんなにも看板や電柱、店の貼り紙や幟があるなんて気づきもしませんでした。

そこには大きな文字から小さな文字までたくさんの文字があって、色々なことを訴えかけてきました。

それが楽しくって。

 

視力が良かったのは小1くらいまでなので、当時はこんなに文字があっても漢字が読めないから、気にもとめてなかったはず。

 

見えるのが嬉しいのもあるけど、こんなに文字で溢れてるって知れたことがもっと嬉しい。知らなかった世界を知れて嬉しい。

 

ちなみに、治療は辞めちゃうと元に戻っちゃうので、ずっと続けています。

今は右が1.2で左が0.9。

 

文字で溢れてる世界を見せてくれたオルソには感謝してもしきれません。ありがとうオルソ。

もっといろいろな世界をこれからも見せてね。

 

 

【シルバニア】サコッシュ

昨日はカールミミネコさんの発売日でしたね。

もちろん買いましたよ。

 

でもアザラシさんもカールミミネコさんも、色んな方がその素晴らしさを語っているので、私が蛇足することはありません。

 

その代わりと言うかなんというか、今森のおうちで5000円以上買うともらえるサコッシュについて書いていきたいと思います。

こちらです。

 

かわいいねぇ。

ショコラウサギの女の子とお家をアイビーが取り囲んでいる絵になります。

反対側には絵などはありません。

 

ポケットが前面側と背面側に2つついているので、入れるものは分けられそう。

赤ちゃんを箱ごと入れることはできましたが、ファミリーの箱は無理でした。

 

ファスナー等はなくて、結構簡易的な作りです。

大きさは縦が約22cm、横が約17cm。

縫製はきれいに仕上げられています。

 

紐の長さは意外と長くて、身長158cmのおみが肩にかけてちょうどいい長さでした。

子供さんが使うには紐を短く縛っておかないといけないですね。

 

さてこのサコッシュに何を入れて使うのが良いかしら。

スマホは入るけど財布は入らない。

 

そもそもサコッシュとは、自転車などのロードレースのときに補給食を入れるために使われていた鞄だそうです。

ソイジョイとか一本満足バーを持ち歩くならぴったりですね。ちょっとそのシチュエーションは思いつきませんが…(;・∀・)

 

使い道に困っちゃうけど可愛いからokってことで結論。

【雑記】エンジェルポケット、ポーリーポケット

実家の片付けをしていたら懐かしい物が出てきました。

エンジェルポケットとポーリーポケットです。

30代女性の方なら分かっていただけるかも。流行ってましたよね。

 

エンジェルポケットとポーリーポケットはほぼ同じもので、元々はアメリカでポーリーポケットとして発売されたものを、バンダイがエンジェルポケットとして日本向けに販売していたそうです。

シルバニアファミリーとカリコクリッターズの違いみたいな。

 

手放そうかどうしようか悩んでいるので、とりあえず記録していこうと思います。

なお、タイトルは私の記憶からつけた適当なものなので、商品名ではありません。

 

①エンジェルポケット 植物園

②ポーリーポケット 妖精の庭

③エンジェルポケット 音楽会

④エンジェルポケット ダイナー

⑤エンジェルポケット お城

⑥エンジェルポケット リップ型

⑦ポーリーポケット 指輪型

⑧エンジェルポケット アパート

 

ちなみにこんなのもありました。

ハローキティのコンパクト型のドールハウスですね。

エンジェルポケットが流行ってたから真似して売り出したのでしょうか。

キティちゃん人形を紛失しています…。

 

今あらためて見てみるとやっぱり全部かわいい(*´ω`*)

売るものリストに入れてたけどしばらく保留かな。

【雑記】メイカーズピア店レポ【シルバニア】

アザラシさんファミリーをお迎えするために森のお家へ行ってきました。

おみの最寄りは名古屋市にあるメイカーズピア店。

先日、メイカーズピア店のリニューアルのお知らせがあったので、何かわかることあるかなと思って行ってきました。

リニューアル内容は、「あそびのお部屋」というのができるというのと、森のお家とジグソーパズルのお店を改装するというもの。

結論から言うと何も分からなかったんですけどね!ww

 

イカーズピアの入口。

 

イカーズピアの公式サイトによれば、あそびのお部屋はC-31区画に出店予定らしいので、現地を見てきました。

はい、何も分かりませんでしたww

 

張り紙ぐらいあるかなと思ったんですが、見事に何もなかった。

中も覗いてみたけど何も無し。本当にここ…?と若干不安になっただけでした。

 

場所はメイカーズピアの入口入ってすぐのところ。立地的には悪くなさそう。

 

何も分からなかったので気持ちを切り替えて森のお家へ。

 

そこでスタッフのお姉さんに色々教えてもらいました。

あそびのお家にはジオラマとかと遊ぶスペースの他に、クジとちょっとした物販ができるそうです。

 

それと、改装する森のお家の方は、今森のお家のあるところがジグソーパズルになって、ジグソーパズルのところが森のお家になるそうです。

森のお家自体は今よりも狭くなるみたい。

 

ちなみに地図にするとこう↓

 

どんなふうになるのか楽しみですね(*^^*)

 

さてさて。

お目当てのアザラシさんもお迎えできたし帰るとするか…ってところでジオラマをチラリ。

ん?カカカカールミミネコさんいるじゃないですか〜!

と思ってパシャリ。

 

かわいいねぇ〜。頭もカール表現されてて凝ってました。

でも猫のアメリカンカールって別にカール毛じゃないよね…?まぁいいか。

ちなみに掲載許可はもらってます。

 

せっかくなんでジオラマ写真を置いていきますね。

 

以上、メイカーズピア店のレポでした。

 

【シルバニア】人形の新旧に関する一考察③

昨日の続きです。

 

昨日のクイズ。どっちがどっち


正解は

左が2013年、右が2021年の子でした。

 

そんなのわかんないよ!と思われるかもしれませんが、素体でもわかるんです。

 

もう一度写真を見てみましょう。

脱がせるのが大変なので奥さん達お願いします。

あ、肩幅違うし顔つきも違うがん…。

…では、またまたすみませんね。

見えますかね。2021年の子はお股のところにも穴が空いているんです。

さらに横から見ると…

2021年の子は胴体の所に線が入っていました。

これは、2013年の子はフロッキーを胴体まるごと吹き付けてたのに対し、2021年の子は前と後ろで別々にフロッキーを吹き付けて、その後組み立てたということ。

仮に前者を一体成型、後者を分割成型とでも呼び分けましょう。

 

一体成型より分割成型の方が何か有意性があって製法を変化させたのでしょう。

 

じゃあ次にこの製法に変わったのはいつか?ということになります。

少なくとも2013年以降、2021年より前ということになりますが、この頃はあんまり日本版を集めてなくて、手元に参考となるシルバニアさんがおりません…。

なお、2017年に販売されたショコラウサギのお姉さんは分割成型でした。

2014年ラブラドールさん、2015年ハリネズミさん、2016年トイプードルさんを間違いなく販売年にお買い求めの方がいらしたらぜひ見てみてください(そして良ければ結果を教えてください)。

 

こうやって形や型を見ていくと色々な発見があって面白いですね。

復刻版でも技術が進化してるから全く同じにはならないことがわかります。

きっと金型があっても、それを使う機械がなくなってるから使えないんですね。

 

結論らしき結論はありませんが、以上で考察を終わります。長々とお付き合いありがとうございました。

 

 

 

【シルバニア】人形の新旧に関する一考察②

昨日の続きです。

 

③型式

はじめに、型式の話に関しては、赤ちゃんを除きます。

さて、型式を考える前に、フロッキー人形の作り方ってご存知でしょうか。

人形の体に接着剤をつけて静電気でフロッキーパウダーをつける、というものです。

そしてその時に重要になってくるのが、足の裏の穴です。穴があるってことは棒を差してたってことですね。

全体にきれいにフロッキーが行き渡るように少し浮いてないといけませんからね。

イメージとしてはチョコバナナとかりんご飴の割り箸です。

 

話を戻して。

シルバニアも工業製品です。工業製品であるならば、技術の革新や機械の変更などによって、必ず時期差が出てきます。

私はそれをフロッキーのつけ方だと推察しました。

 

昨日、様式の話をしました。

再度各時代の皆さんに集まっていただきましょう。女性陣のほうがわかりやすいから奥さん達お願いします。

 

…ちょっと失礼しますね。

 

見えますかね。

足の裏の穴の数が違いますね。

リスさん、グレークマさん、アライグマさん

シマリスさん、コアラさん、ラッコさん

ペンギンさん、キリンさん

 

リスさん、グレークマさん、アライグマさんは両足に穴が空いていますが、それより右側の子たちは片足だけに穴が空いています。

(ペンギンさんはプラ足なので穴はありません)

 

手持ちの他の人形も確認しましたが、昭和期の子たちは皆両足に穴が空いていました。

つまり、フロッキーを吹き付ける段階で棒を両足にさしてたということ。

この製法を、仮に2本足製法とでも呼びましょうか。

 

さてシマリスさんより右側。こちらは片足だけに穴が空いています。

それまで2本足で固定しないと吹き付けられなかったフロッキーが、片足だけで済むような技術革新があったということですね。

足にさしていた棒=材料が半分になるのだから会社としてはこちらの製法に切り替えていくのは必然でしょう。

こちらの製法は仮に1本足製法としましょう。

 

1本足製法に切り替わる時期についても考えてみます。

90年代を代表するアライグマさん、アイボリーウサギさん、シマリスさん、クマさんに来ていただきました。

2本足製法と1本足製法が入り混じっているようです。

アライグマさん(1本)、アライグマさん(2本)、アイボリーウサギさん(2本)

シマリスさん(2本)、シマリスさん(1本)

クマさん(2本)、クマさん(2本)

 

この中で製造年代が確実にわかる子はいません。

洋服の違いである程度年代が絞れるのでしょうけど、カタログをあまり持っていないのでわかりませんでした…。

 

そうなると、この時期(90年代)は2本足製法から1本足製法への移行期で、工場によって機械が違う(=製法が違う)という予測が立てられます。

現状持っている情報ではこれ以上の言及はできないですね。

 

さて次に1本足製法についてです。

突然ですがクイズです。下の写真はどっちかが2013年のヤギさんで、どっちかが2021年のヤギさんです。どっちがどっちだかわかりますか?

答えはまた明日。

【シルバニア】人形の新旧に関する一考察①

シルバニアの人形の新旧について考えてみようと思います。なお、ここで取り上げるのは日本版の子たちのみです。

 

モノの歴史性を考える手法には様式・形式・型式という3つのやり方があります。

ここでは、様式を組み合わせ、形式を形の変化、型式を型の変化とします。

 

①様式

組み合わせの変化とはつまりこういうこと。

シルバニアがお好きな方なら、一目瞭然ですよね。

同じ時代に一緒に存在した種族の組み合わせが様式。

例にあげたのはタヌキ・フクロウ(昭和)→シマリス・アライグマ(平成前期)→ラッコ・コアラ(平成後期)→キリン・ペンギン(令和)です。

特徴的な種族なら、いつ頃の子なのかがわかりますね。

※平成前期は1989〜1998、平成中期は1999〜2008、平成後期は2009〜2019としています。

 

②形式

様式で大雑把に時代を分けることができました。

でも、全時代を通しているクマはどうやって分けましょうか?

カタログを見れば一発ではありますが、あくまでモノから見る変化ということで、次に形の変化に注目します。

形の変化とはこういうこと。

グレークマ(昭和)→クマ(平成前期)→クマ(平成後期)

顔の形が丸くなっているのはよく言われますが、目の位置もだんだんと外側に開いてきているのがわかります。

 

ほかも見てみましょう。

 

リス

リス(昭和)→シマリス(平成前期)→くるみリス(平成中期〜後期頃)→くるみリス(令和)

横から見ると鼻の位置がだんだんと上がっているように見えますね。

 

ウサギ

ブラウンウサギ(昭和)→アイボリーウサギ(平成前期)→わたウサギ(平成中期)→ショコラウサギ(平成後期)

※時期はこの個体の製造時期です

顎周りがふくよかになっているのと、耳が前傾してきているのがわかります。

ウサギはあんまり変わってないように見えるけど、少しずつ変化しているんですね。

 

これが形の変化。シマリスちゃんとくるみリスちゃんってどっちが古いんだっけ!?ってときに形式の変化を追っていけば新旧がわかるということです。

まあ、カタログ見れば一発なんだけど。

 

最後が型式についてですが、長くなったので次回に続きます。