おみのたり

シルバニアを愛でつつ、のたりまたりとするブログ

【シルバニア】人形の新旧に関する一考察③

昨日の続きです。

 

昨日のクイズ。どっちがどっち


正解は

左が2013年、右が2021年の子でした。

 

そんなのわかんないよ!と思われるかもしれませんが、素体でもわかるんです。

 

もう一度写真を見てみましょう。

脱がせるのが大変なので奥さん達お願いします。

あ、肩幅違うし顔つきも違うがん…。

…では、またまたすみませんね。

見えますかね。2021年の子はお股のところにも穴が空いているんです。

さらに横から見ると…

2021年の子は胴体の所に線が入っていました。

これは、2013年の子はフロッキーを胴体まるごと吹き付けてたのに対し、2021年の子は前と後ろで別々にフロッキーを吹き付けて、その後組み立てたということ。

仮に前者を一体成型、後者を分割成型とでも呼び分けましょう。

 

一体成型より分割成型の方が何か有意性があって製法を変化させたのでしょう。

 

じゃあ次にこの製法に変わったのはいつか?ということになります。

少なくとも2013年以降、2021年より前ということになりますが、この頃はあんまり日本版を集めてなくて、手元に参考となるシルバニアさんがおりません…。

なお、2017年に販売されたショコラウサギのお姉さんは分割成型でした。

2014年ラブラドールさん、2015年ハリネズミさん、2016年トイプードルさんを間違いなく販売年にお買い求めの方がいらしたらぜひ見てみてください(そして良ければ結果を教えてください)。

 

こうやって形や型を見ていくと色々な発見があって面白いですね。

復刻版でも技術が進化してるから全く同じにはならないことがわかります。

きっと金型があっても、それを使う機械がなくなってるから使えないんですね。

 

結論らしき結論はありませんが、以上で考察を終わります。長々とお付き合いありがとうございました。