静かな湖畔の森のかげから、ギーコギーコと音がする。
おや、あそこでビーバーのお父さんのビバ夫さんが木を切っているよ。
ビーバーのお母さんのビバ江さんも一緒に薪拾いをしてるみたい。
ビバ夫「なかなか切れないビバ〜」
ビバ夫さん、ノコギリは突き刺して使うものじゃないと思うよ。
少し働いたら少し休憩。無理せず自分のペースで頑張るのが森での暮らし方。
ビバ江「冷たいオレンジジュースビバ」
ビバ夫「おいしいビバ〜」
二人が一息ついてると、向こうの木の奥に何やら怪しい人影が・・・。
ビバ夫「ビバ?」
ビバ作「ビバ夫!」
ビバ夫「に、兄さん!」
ビバ夫「元気だったビバか?」
ビバ作「このとおりだビバ!」
遠くの街に働きに出ていたお兄さん夫妻とばったり再会。
こんな森の中ですごい偶然だなぁ。
ひとしきり再会を喜んだらお仕事再開です。ビバ作も手伝ってくれるみたい。
ビバ夫「兄さんとやるとあっという間に切れるビバね」
ビバ作「ビバ夫も腕をあげたビバな」
一人で難しかったらみんなで力を合わせる。それもこの森での暮らし方。