おみのたり

シルバニアを愛でつつ、のたりまたりとするブログ

【シルバニア小話】兄さんといっしょ

静かな湖畔の森のかげから、ギーコギーコと音がする。

おや、あそこでビーバーのお父さんのビバ夫さんが木を切っているよ。

ビーバーのお母さんのビバ江さんも一緒に薪拾いをしてるみたい。

f:id:omi_notari:20210614214636j:plain

 

ビバ夫「なかなか切れないビバ〜」 

f:id:omi_notari:20210614214643j:plain

 ビバ夫さん、ノコギリは突き刺して使うものじゃないと思うよ。

 

少し働いたら少し休憩。無理せず自分のペースで頑張るのが森での暮らし方。

ビバ江「冷たいオレンジジュースビバ」 

f:id:omi_notari:20210614214647j:plain

 ビバ夫「おいしいビバ〜」

 

二人が一息ついてると、向こうの木の奥に何やら怪しい人影が・・・。 

f:id:omi_notari:20210614214652j:plain

 ビバ夫「ビバ?」

 

f:id:omi_notari:20210614214656j:plain

 ビバ作「ビバ夫!」

ビバ夫「に、兄さん!」

 

ビバ夫「元気だったビバか?」

ビバ作「このとおりだビバ!」 

f:id:omi_notari:20210614214703j:plain

 

遠くの街に働きに出ていたお兄さん夫妻とばったり再会。

こんな森の中ですごい偶然だなぁ。

ひとしきり再会を喜んだらお仕事再開です。ビバ作も手伝ってくれるみたい。

f:id:omi_notari:20210614214711j:plain

ビバ夫「兄さんとやるとあっという間に切れるビバね」

ビバ作「ビバ夫も腕をあげたビバな」

 

一人で難しかったらみんなで力を合わせる。それもこの森での暮らし方。